KJRTK’s diary

KJRTKです。人生イージー。

愛のある批判者 カイ

こんにちはカイです。今読んでいる「insight」という本の中に「愛のある批判者」という言葉が出てきてとてもしっくりきたので書きたいと思います。

この本によると、人が成功する上で第三者から見た自分を理解することが必要だと書いてありました。(独りよがりで傲慢で自尊心だけ高い人間にならない為に)

しかしその第三者は大きく分けて3ついます。

1.愛のない批判者 
ただのアンチ、何をしてもイチャモンをつける。

2.愛のある擁護者 
ダメなことをしていても「いいね!」と擁護するタイプ。関係を悪くしたくないから気まずい事には触れない。

3.愛のある批判者 
あかん事にはあかんという。嫌われてでも自分のために正直な意見を言ってくれる。

これらの中で必要なのは3の愛のある批判者らしいのです。皆さんにはいるでしょうか?
自分のチクッとするような所を愛を持って指摘してくれる人が。

僕が大学1年の時Tは浪人生活をしていました。
しかしTは予備校を途中で辞めて遊びまわるようになっていました。

その時僕はTに本当に幸せになって欲しかったので嫌われる覚悟で「お前今のままやったらあかんやろ」的な事を長々いいました。

するとTから「お前に浪人生の気持ちなんかわからんわ、ほっとけや」と言われました。

そこからTは音信不通になり、僕は何もできない自分の無力差を情けなくおもっていました。

でも喝を入れた事に後悔はしませんでした。
僕の事を心底嫌いになっても超負けず嫌いのTなら見返すために勉強すると思っていたからです。

そうして2,3ヶ月経った頃、授業中Tから電話がいきなりかかって来て

「大学受かった!お前に1番に伝えたかった!めちゃくちゃムカついたけどあれのおかげで目が覚めた、きついことゆうてくれてありがとう」と言ってくれました。

その時僕は大学のトイレで泣きました。本当に言って良かった。そう思いました。こんなに自分じゃないやつの幸せが嬉しいもんなんだと痛感しました。

だから自分じゃないこいつらが苦しんでると自分の事のようにくるしいです。

なんとかしたい、お節介と思われようが何かしたくなります。

 

見捨てるだけは絶対にできないです。


僕らKJRTKはめちゃくちゃ仲が良いですが、お互いのダメな所や治さないといけない所があると、ちゃんと腹を割って言い合える仲だと思います。

そりゃそんな話をしてる時なんていつ手が出てもおかしく無いような絵面です。

好きでそんな事せんし、むしろそんなんは無い方がいいに決まってます。

でもそこにはみんなの「俺は嫌われてもええからこいつには幸せになって欲しい」という一途な思いがあるからこそ出来る、耐えれる事だと思います。

だからこれからもメンバーの誰かが道を踏み外しそうになったり、踏み外した時は、しっかりと向き合って修正したいと思います。絶対に見捨てません。

もちろん僕も良く修正されます。英語を疎かにしていた時にはRが「お前だけの夢ちゃうねんぞ、調子のんな出来た気になるな」と喝を入れてくれました。

 

ムカついたけれどそれのおかげで交換留学の枠を勝ち取れました。


僕らはめちゃくちゃ仲が良いですが、めちゃくちゃムカついたのも、めちゃくちゃキレたのもこいつらです。だからめちゃくちゃ大好きです。

どんな事しようが言おうが、絶対に見捨てへん、絶交されてでも根性叩き直したる。引きずり回してでも連れて行ったる。

こんな風に思える、思わせてくれる仲間に出会えた事がこの人生1番の宝物です。

ほんまにありがとう