衣食住の住 (かい)
日本人ならば一度は聞いたことのある衣食住。
でも現代ではそんなことは当たり前過ぎてとくに若い僕らみたいな20代とかの世代はそんなこと気にせず生きてきてると思います。
そんな24才の僕ですが、21才の時ハワイのマウイ島と言う所に留学にいき衣食住の住を痛感した話をしたいと思います。
まず僕は大学同士で提携を結んでいる海外の大学に行くと言う交換留学制度を使い渡米しました。
でも本土の寮付きのザ、アメリカンな大学は頭と成績の良い人が争っていくので僕には無理でした。
そこで僕の成績と英語力で誰とも争わずに行けそうな大学がその年から新たに提携効に加わった、超ど田舎大学、マウイカレッジでした。
提携もされたばかりで留学課の人たちもよくわかっていない状態で「寮は無いから自分で住むところ探して」と言われました。
そしてなんと渡米する2日前にホストファミリーから受け入れられないとドタキャンをくらいました。
絶望の中、関空からハワイに行き4日間だけホテルに泊まることになりました。田舎の学校なのでもちろん学校のお迎えとかそんな甘ったれたものもありません。
ホテルに着くやいなやネットや街の掲示板で家を探しました。
誰も知っている人がいない外国で家もなく5日目からは学校に行くと言うスーパーハードモード。なんとしても4日いないに家を見つけないとホームレスになってしまう。(もう半分ホームレスなんですけれども)
住むところが無いと言う不安。言葉が伝わらないと言う不安。でもバーガーキングはうまい。
そんな最悪なスタートの中、僕のバーガーキング留学はスタートしました。
そしてラストの4日目、泊めてくれるホストが見つかりお願いしに行き5日目から住めることになりました。バーガーキングありがとう!
そしてそのホストのもとで3ヶ月お世話になり、学校で出会った現地の友達、サムちんが「俺、200ドルで住んでるけど住む?」って言ってくれたので住むことになりました。(ハワイの平均家賃は1600ドル)
そして始まった。サムちんともう1人フォレちんとの3人生活です。僕らは町外れの空き地にある建築業の作業場とその小屋に住むことになりました。
こんな感じの倉庫に男3人。ヤギ2匹。
ローカルよりローカル。
もちろんこの倉庫は人が住む様の倉庫じゃ無いので雨が降ったらずぶ濡れでした。
最初は「雨漏りで寝れないヨォ〜」的な感じでしたが、人間は慣れる生き物なので、途中からは「顔だけこのスポットに置いてたら雨濡れへんなあ、寝よ寝よ」って感じにたくましくなりました。
またネズミがめちゃくちゃいて僕のプロテインのボトルガリガリ噛まれました。
寝てる時お腹めっちゃクシクシされて起きたらネズミが一生懸命僕のお腹掘ってました。
あと宿題をヤギに食べられて先生に「すみません、宿題ヤギに食べられました」と言うマンガのようなセリフを言うハメにもなりました。
まあそんなこんなで色々あってもう一回引っ越す事になるんですけど長いんで次に書きます。
読んでくれてありがとうございます!