はみでる(T)
Tです。
同じ高校の友達と懐かしい話をした時
たまに出る話題があります。
今日はその先生のはみ出た話をしたいと思います。
私は高校生の頃、授業中に先生の顔をノートに書いていました。
そんな中、絵心がないと言われてきた私が、人生で唯一誇れる絵を描けた時がありました。
その絵のモデルとなった先生は胸毛が勢いよく白衣から飛び出していて
間をくぐりぬける柔軟性と生命力を感じ
あっけにとられたのを覚えています。
Kにもその絵を褒めてもらい
嬉しい気持ちでいっぱいでした。
しかし、胸毛を描いてから残念な出来事がありました。
出るはずがない胸毛がシャツと白衣をくぐり抜けて出たように
その先生も法律の枠からはみ出てしまいました。
とても残念なことであり、皆が驚きを隠せなかった出来事でもあります。
胸毛が生えるほどの男性ホルモンを有していること
そこから連想するに、性に対する欲が強かったと考えられます。
肯定するわけではないですが
人には癖というものがあります。
なくて七癖、あって四十八草とも言いますよね。
あるんですよみんな。
しかし
郷に入れば郷に従わなければ生きていけない世の中で
癖を隠し生きている人が多いと思います。
その先生もまたその一人であり
癖を隠して生きていたのでしょう。
ただ隠しきれない爪の甘さが
胸毛と先生をはみ出させたのでしょう。
癖の部首である、やまいだれは、病んで寝台に持たれてる形です。それが土という神を祭るために柱状に固めたものへと変化し、私たちと先生の間に壁を作ったのでしょう。
深い話だなと
思いますか?
いや深くないですよ。
不快なだけ。
と上手に連想できたあなた。
あなたも癖が壁にならないよう
隠して生きていきましょうね。
私も隠して生きています。
ありがとう先生。
そしてごめんなさい。
以上。