絵ロ本袋(T)
Tです。
最近エロスついて考えることがあります。
ちなみにここでは、ギリシャ神話の愛の神のことを直接指すのではなく、そこから派生したエロス。
いわゆるエロのことです。
私は常識の範囲でエロスを持ち合わせているつもりですが
人によってエロスの常識が違うということを
ここ数年で理解してきました、
周りからはよく異常者のように言われますが
私は至ってエロスに正直なだけであると思っています。
ただ、ふと自分のエロスが開花した時がいつだったのか考えることがありました。
幼稚園の頃だったと思います。
母親が愛情を持って作ってくれた絵本袋。
当時家の前に八百屋さんがあり、そこのお兄さんが早朝から市場に連れて行ってくれたり遊んだりしてくれてました。
私はその道中でエロスに挨拶をしました。
八百屋のおっちゃんはエロ本好きで
現代ではネットでエロスにアクセスする時代ですが
当時はネット環境がそこまで発達しておらず
紙からエロスを学ぶのが一般的だったんですね。
そのため当時の私も紙から学びました。
おっちゃんが読んでいるのを横目に
まだエロスを感じたことのない少年であった私は
大変神秘的なものに出会ったことを今でも覚えています。
良い比喩表現が出てきませんが
仮面ライダーを見る感覚で夢中になったのを覚えています。
それからは、市場に行くたびにエロ本を絵本袋に入れて歩いていました。
新しいことに出会うことは、自分の可能性を開けるきっかけともなるんですね。
大学生で3ヶ月海外に留学して価値観が変わったと言う人みたいに、少年だった私もエロスを知り
物事を見る視野が広がったのだと思います。
お恥ずかしい話をしましたが、そんなことを考えながら
仕事が終わり家でお酒をあけ、乾杯する相手がいず壁にコツんとしながら
毎日を過ごしています。
エロスに出会った時の新鮮な気持ちをもう一度味わいたい、この頃でした。
以上。